どうも、セサルと申します。
第4回真皇杯お疲れ様でした。僕個人の結果はどうかと言いますと、なんと東北予選優勝に続き、本戦で3位入賞を果たす事が出来ました!とても喜ばしい限りです!
という訳で、今回も記念に構築記事の方を書かせて頂きます。
(以下常体)
【構築経緯】
使い慣れつつある2ウェポンASバトンからスタート。
及びそのバトン先を通す上でステルスロックは重要であるが、多くのステロ撒きは行動保証を持つに対面で負ける上、裏にまで負担が掛かってしまう。
そこで、これらのポケモンの行動保証を剥がしつつ裏の高速ATを場に出すことができて、かつ自身も行動保証を持つCSラム頑丈を採用。
のボルトチェンジから降臨させる高速ATとして、とPFとの相性が良好であることも加味してスカーフを採用。
この3体だと地面の一貫が凄まじいので、それを切りつつ、が呼び込むに対して大幅な削りを入れられるバトン先として飛行Zを採用。
これら4体に加えて、電気の一貫切りとステロ撒き、先制技による縛りを行える襷、ステロ及びPFとの相性が良好でが選出できない際のエースとしてフルアタCSを採用してPTが完成した。
【コンセプト】
行動保証を剥がして、高速高火力ATで制圧する。
【個別紹介】
バシャーモ@メガストーン
性格:陽気
特性:加速→加速
実数値(努力値)[メガ後]:155-212(252)-100-x-101(4)-167(252)
技構成:フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る
東北予選と同じ。相も変わらず陽気最速。
陽気だったためにルーザーズトーナメント決勝でソーナンスを残りHP2で仕留め損ねた(中乱数)が、一般的な襷ランド及びウツロ展開と違って岩封等によるサポートがない事の方が多く、初速の方を重視しているので致し方なし。
環境が逆風、トップメタから落ちたなどと言われて久しいが、自身の火力と加速にバトンを絡めた制圧力は紛れもなくオンリーワンだし強いと勝手に思っている。
カプ・テテフ@拘りスカーフ
性格:控え目
特性:サイコメーカー
実数値(努力値):157(92)-x-96(4)-187(156)-136(4)-147(252)
技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト
こちらの調整を使用した。(リンク許可済)
バシャのお供スカーフテテフ。無難に強かった。
引用元でも紹介されているように、多少強引な後投げを可能にするために耐久振りで使用した。
当初は後発からのストッパー兼スイーパーとして運用する予定だったが、雑に先発に投げてサイキネを打つだけで勝った試合もあり、改めて凄まじいスペックを持ったポケモンだと感心した。
ジバコイル@ラムの実
性格:控え目
特性:頑丈
実数値(努力値):146(4)-x-135-200(252)-110-112(252)
技構成:10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー(氷)/毒々
ザ・地雷。そして今回のMVP。
構築経緯の項で述べた通り、先発で出てくるミミガッサゲコに対して、1体分以上の仕事をさせずに切り返す必殺仕事人。
それだけに留まらず、
など、幅広い活躍を見せてくれた。
また、本戦では闇に堕ちてオニゴーリを使用するプレイヤーが増えるかもしれないと考え、そのメタとしての役割も期待していた。具体的には、
- オニゴーリに後投げ(頑丈で零度無効、フリドラ半減)
- 後攻ボルチェンで身代わりを破壊しつつバシャ降臨
- 加速しつつ殴る
という処理で分がいい勝負ができると考えていた。(まだ実践できてないので誰か試して)
ギャラドス@飛行Z
性格:意地っ張り
特性:威嚇
実数値(努力値):173(20)-194(252)-100(4)-x-121(4)-130(228)
技構成:滝登り/飛び跳ねる/竜の舞/挑発
構築唯一のZ枠にしてバシャのバトン先候補筆頭。
Sは128でも一舞で最速ゲッコウガを抜けるが、最近はS128調整のポケモンが多いと感じたので130まで伸ばした。
耐性と威嚇によりほぼ耐久無振りにも関わらず後出しがしやすく、バトン先が被弾するバシャバトンと非常に相性がいい。また、バシャのバトンの助けを借りずとも竜舞によって単体でも十分なパワーを持てる。
加えて、バシャギャラの並びはどちらがメガを持っているか、など相手に多くの可能性を考慮させられるのも強い。(スカイソードさんとの感想戦で言われて思い出したのは内緒)
ウィナーズT準決勝ではラス1から3タテを決めてくれた。圧倒的感謝。
マンムー@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値(努力値):185-200(252)-101(4)-x-80-132(252)
氷柱針がないこと以外はごくごく普通の襷マンムー。
選出はしたがあまりに空気すぎて特に印象に残っていない。初手リザに合わせにいけるように岩石封じを採用したが、一緒に入ってたグロスに怯えて結局出せなかった。
何となくだが、先発よりストッパーやらせた方が強い気がする。実際、後発に置いて削れたマンダを縛る動きが強かった。
ゲンガー@メガストーン
性格:臆病
特性:呪われボディ→影踏み
実数値(努力値)[メガ後]:135-63※-100-182(252)-116(4)-200(252) ※最低値
技構成:シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/サイコキネシス
所謂小学生ゲンガーという奴。シンプルだが強い。
当初は控え目での採用も視野に入れていたが、そうするとアーゴヨンがいよいよヤバくなる事に気付き、臆病にした。同様の理由で、ラスト1枠にはサイキネを採用した。
ステロを撒いて殴るだけでも強いのだが、このポケモンを最大限に活かすならやはり蜻蛉やボルチェンによる対面操作が欲しいと感じた。実際、このポケモンの採用を決めてから、マンムーの枠をHBランドロスに変えようかと悩んだが、対電気性能の面から断念した。
今後煮詰めていくとすれば、この2枠の部分だと思う。
【戦績】
(以下敬体)
【感想】
自分でも驚きづくめの大会でした。
本戦まで来たら手強い相手しかいないのは当然ですが、この紛れもない死の組に入った時は流石に「あ、終わった…」と思いました。それでも、自分とポケモンたちを信じて戦い抜いたおかげで予選抜けを勝ち取れたのだと思います。
特に勝てば予選抜け、負ければ敗退という状況で迎えた最終戦、クゥリさん戦は自分でも会心の出来だったと思います。
今まで自分が使っていた構築はタイプ補完など大体の枠組みを決め打っていて、コンセプトを決めてそこからスタートするという事が無かったため、今回のような構築をこの大舞台に持っていき、勝ち上がれた事は自信に繋がりました。
あまりに濃ゆい一日だったので、詳細は別途オフレポとして上げたいと思います。
ありがとうございました!
Twitter @cesarasec8