せさると申します。(剣盾)初投稿です。
GW中に行われた白沙華杯(規模64人くらい?)で満足のいく成績が残せたので使用したポケモンを記録として残したいと思います。
※ルール
・シングルバトルの1on1(しんそくシングルではないため選択時間60秒)
・剣盾で新しく追加されたポケモンのみ使用可
・ダイマックス禁止
・8人ブロックで総当たり戦⇒トーナメント戦
経緯とかうろ覚えな上に、ガバガバ考察ですがゆるして
◆個体
ドラパルト@弱点保険 クリアボディ
陽気 189(204)-146(44)-96(4)-108(0)-96(4)-213(252)
ドラゴンアロー / 祟り目 / 龍の舞 / 鬼火
・A189オーロンゲのソウルクラッシュ2耐え
・C150ガラルマタドガスのワンダースチーム確定耐え
・C+2異常祟り目がD91ガラルマタドガスに174~
◆使用種族の選択
第一に目に付いたのはドラパルトの性能です。
- ガラル最速(142族)にして600族という数値
- 先制技持ち(不意打ち)
- 紙耐久の襷持ちはドラゴンアローで貫ける
- めちゃくちゃ型が多い(襷、鉢巻、鬼火祟り目など)
今回の使用可能リストの中では明らかにスペックが飛び抜けていると感じたので、このポケモンを中心にして考えることにしました。
具体的にはストリンダーやオーロンゲを対ドラパルトの候補として考えましたが、いずれもドラパルトを意識した構成にすると他のポケモンに勝ち辛くなったり、また使用率が高そうなエースバーンに概ね不利を取る点も気になりました。
そこで自分がを使うことにしてミラーに弱くはなく、かつその他のポケモンにも概ね有利が取れるような型を模索しました。
◆鬼火+弱点保険
プールが物理偏重に見受けられたので、はじめに鬼火の採用を決めました。
ミラーも上から動ければ、火傷状態のドラゴンアロー+不意打ち、鉢巻ドラゴンアローを耐えられる点も評価しました。
状態異常の恩恵を受けられる祟り目の採用まで決め、さらに鬼火の火力低下と噛み合わせがいい弱点保険を持たせることにしました。
採用率が高そうな不意打ちなど発動機会が多いと思って採用しましたが、思っていた以上にこのアイテムに救われたので、持たせて良かったと思いました。
この段階でのソウルクラッシュでCが下がらないように特性をクリアボディにしましたが、こんな限られた場面より全対面でワンチャン狙える呪われボディの方がよかったと最終戦で気付きました()
◆龍の舞による範囲の拡大
元々の汎用性が高く、前述の弱点保険と合わせてほとんどの襷ポケモンを貫けるドラゴンアローを採用してから、ラス1の枠を考えました。
最終的にはスカーフなどでS関係をひっくり返される、積み技で要塞化される負けパターンに抗うために、龍の舞の採用に至りました。
対面で龍舞から入ることで、初手アローで猛火発動させて負けるパターンを防ぐことも期待しました。
あと、モルペコ対面では1ターン目のオーラぐるまは電気タイプのため、守るに合わせて龍の舞を打つと気持ちよくなれます。
こうして、鬼祟・龍舞・弱保と何が何だか分からないハッピーセットが誕生しました。
〇戦績
R1 エースバーン 〇
初手龍舞したら不意打ち、次にアローを打ったらまた不意打ちだったので弱保発動してA+3アローで貫いて勝ち
R2 モルペコ 〇
守るに龍舞を合わせてしたり顔先輩。その後アローを打つが耐えられて椅子から転げ落ちる。ただHBベースだったようでオーラぐるま(悪)を耐えて一命を取り留める。
R3 ガラルヒヒダルマ 〇
守る欠伸型だったので、わちゃわちゃしてから最速起きお祈りしたら起きて勝ち。相当運がよかった。
R4 エースバーン 〇
初手龍舞に火炎ボールで5割弱削られる。次の不意打ちを耐えてA+3アローで貫いて勝ち。1発目でチイラが見えたので、やはり殴らないのが正解だったっぽい。
R5 ジュラルドン ×
上からスカーフ竜波で轟沈。ダメ計回したらC172竜波が乱数50%だったが、選択してたのがアローだったので耐えても勝ったか怪しい。ここからS関係が怪しい対面は龍舞から入ることを決意する。
R6 ネギガナイト 〇
鬼火を当てて叩き落とすで弱保が発動。+2アローで貫いて勝ち。確か火傷インファ×2+フェイントは有利よりの乱数のはず。
R7 ガラルサニーゴ 〇
初手で鬼火を当てたら返しで飛んできたのが金縛り。そのおかげで呪われボディに怯えることなく祟り目×2で落として勝ち。あとで感想戦したら、こちらの身代わり警戒だったらしい。机上では有利だと思っていたが、呪われボディを含めて結構怪しさを感じた。
結果:6勝1敗 予選1位通過
トーナメント
1回戦 オーロンゲ 〇
かなりキツいがワンチャン信じて鬼火から入る。すると不意打ち失敗→鬼火命中で爆アドを得る。次ターンも挑発→祟り目でかなりアド。3ターン目に不意打ちで弱保発動、+2祟り目に急所の全部乗せでダウン。急所がなくても一応、次の不意打ちも耐えたっぽい。
再現性の欠片もない勝利でしたが、ドラパルトの型の多さ故の誤認が呼び込んだ勝利だった気がします。
2回戦 カマスジョー 〇
予選の反省からスカーフ警戒で龍の舞を打つも完全に杞憂。上から龍舞が通って返しの技は地獄突き。6~7割入ったがアクジェを耐えて、+3アローで勝ち。
準決勝 アーマーガア ×
開始時点でプレッシャーでない事を確認してホッとするも、初手鬼火に羽休めを合わせられてこの時点でタラプを悟る。ボディプレス1Wだったらいいな~、と願いながら龍舞と鉄壁を積み合う。黄色ゲージまで削れた所でタラプじゃない願望も込めて祟り目を打つも、完全に勇み足。無事タラプでDを上げられて、急所も引けずそのままアイへでちまちま削られて終了。
結果:ベスト4
◆結
とても楽しい大会でした。個人的に3月の「しんそく!シングルバトル」が不完全燃焼(最高1600ちょいのクソザコナメクジ)だったので、今回の結果で多少なりとも救われた気がしました。
そして毎度の事ですが、前世代からスペレで鎬ぎを削ってきた方々の考察には恐れ入るばかりです。今回も元のしんそくシングルよりプール狭いし、そこまで種類多くないやろ~、とか思ってたら自分じゃ考えつかないようなポケモンだらけで脱帽でした。
自分はあくまでシングル勢の端くれですが、変則ルールを考察するのが好きになりつつあるので、今後もこのような大会があったら積極的に参加したいと思います。
サムネ用