はじめまして、セサルと申す者です。
先日の真皇杯東北予選お疲れ様でした。僕個人としては、初オフ参加で優勝という望外の結果を手にすることができて嬉しい限りです。
その記念として、 簡単ではありますが構築記事を書かせて頂きます。初めての構築記事ですので、温かい目で見てくださると幸いです。
トレーナーカードの人物は、デュエルマスターズに登場する赤城山バサラ君で、今回の構築名は彼が作中で使用していたデッキ名から拝借しました。面白いからみんなもデュエマのアニメ見よう!(ダイマ)
以下常体です。
【個別紹介】
バシャーモ@メガストーン
性格:陽気
特性:加速→加速
実数値(努力値):155-212(252)-100-x-101(4)-167(252) ※メガ後
技構成:フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る
本構築唯一のメガ枠にして、予選から決勝まで選出率100%の大エース。そもそもコンセプト上、このポケモンを選出しないと選出全体のパワーが落ちて試合にならない。
性格が陽気である点と、1メガにも拘わらずメガ前の特性が加速である点については、バシャミラーが発生した際にメガ無し守るという安定択をとれるようにするため(詳しくは割愛)。
当初は初手からの展開も考えていたが、今回の計11戦で初手に投げたのは1戦のみ(しかも身代わりグロスに好き放題やられる散々な結果)。
技構成については最早変える余地なし。計2回の膝チャレンジを全て成功させ、準決勝ではゴーリの零度を避けて、素晴らしい自覚を見せつけてくれた。
バンギラス@岩Z
性格:意地っ張り
特性:砂起こし
実数値(努力値):175-204(252)-110-x-101(4)-113(252)
Z枠兼崩し枠(のつもり)。バシャバトンで重くなるラティ兄妹へのささやかな抵抗。
一舞最速でも130族どころか120族すら抜けないので、準速で採用した。ベスト8ではこれが思わぬ形で奏功して、相手が張ったトリル下で眼鏡テテフの上から岩Zをぶち込んで勝利に大きく貢献した(というか準速で無振りテテフに抜かれるってどうなのよ)。
一応バトン先だが、今回はバトンが託されることはなかった。さらに付け加えると、一度も竜舞しなかった。(追記:BV見直したら予選で一回だけ舞ってました、すみません> <)
総括すると、必中・超火力の岩技は最強。
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値(努力値):183-182(252)-115-x-106(4)-169(252)
ごくごく普通の襷ガブ。初手に投げて岩封ステロでバシャのお膳立てをする。
当初は基本選出の一角として考えていたが、まさかの選出率最下位(2/11)。決して刺さりが悪かったわけではなかったと思うが、それ以上に後述のペンドラーからの展開が通っていたからかもしれない。
それでも、見せ合いでの仕事は十分果たしてくれたと思う。ガブ+バシャの並びを見せることによって、リザの選出を大きく抑制し、ペンドラー展開を容易にしてくれた。
テッカグヤ@食べ残し
性格:臆病
特性:ビーストブースト
実数値(努力値):193(164)-95※-125(12)-128(4)-131(76)-124(252) ※最低値
技構成:エアスラッシュ/宿り木の種/守る/身代わり
言わずと知れたバシャバトンにおけるハメ要員。
その性能は非常に強力無比…のはずだが、自分がいまいち動かし方を理解しておらず、そこまで活躍することはなかった。
前日に思い切って毒々だった枠を守るに変更した。その結果、予選で身代わりマンダに詰まされた。泣いた。
ここまで散々な言われようだが、バシャとの補完は耐性面などトップクラスなのは間違いないので、もう少し構成を検討するべきだったと反省。
カプ・レヒレ@ウイのみ
性格:図太い
特性:ミストメーカー
実数値(努力値):173(220)-x-154(36)-120(36)-155(36)-128(180)
技構成:熱湯/ムーンフォース/凍える風/瞑想
これまた有名なバトン先。Ms.(?) 安定感。
バシャバトンのレヒレは水Zがメジャーだが、水受けの性能を高めるために今回は半回復での採用とした。
凍風については、襷ランド展開の阻止と対面性能の向上を狙って採用した。結局襷ランドに当たることはなかったものの、凍風を当てることで死に出しバシャの守る択を減らせたりして色々と便利だった。
ペンドラー@レッドカード
性格:慎重
特性:加速
実数値(努力値):163(220)-120-109-x-132(244)-138(44)
技構成:我武者羅/地震/毒々/毒菱
詳しくはこちらに(無断リンクのため問題があれば削除します)
【USMシーズン9使用構築】HDレッカペンドラー始動毒菱メガサメハダー【最高・最終レート2149(27位)】 - サイクル厨のオタク構築
前期話題を呼んだHDレッカペンドラー。オリジナルの調整を少しいじって、Sラインを1加速で最速135族+2になるところまで伸ばした。
ゲッコウガの水Zを耐えつつ、毒菱撒きと裏の削りを行う必殺仕事人。元記事ではメガサメハダーと合わせた並びで採用されていたが、ゲコに強く出られるならバシャバトンの初動にも適しているのでは?と考え採用した。
予選の前半の試合では全く刺さっておらず、本気で連れてきたことを後悔したが、後半では毒菱展開を上手く刺せて予選突破に大きく貢献してくれた。
トーナメントに入ってからの活躍も凄まじく、準決勝と決勝で選出した。決勝での仕事ぶりも素晴らしかったが、準決勝で初手のゲンガー対面でシャドボを受けてレッカ発動、カバを引きずり出して毒、我武者羅、という流れも美しく、このポケモンにしか出来ない芸当だった。
今回の成績はこのポケモンの採用なくしてあり得なかったと思う。
【戦績】
- 予選:ニンフィアブロック 4勝3敗 2位通過(直接対決の結果で抜け)
- 決勝トーナメント:優勝
決勝戦の動画
【感想等】
優勝という結果を抜きにしても、色々な方と親睦を深められ、とても実りの多い初オフでした。特にいつも枠にお邪魔しているふざけんなさんに挨拶して、しかも決勝Tの1回戦で対戦まで出来たのはとても嬉しかったです。2人でしゃがみながら3決の試合を見てあーだこーだ言ってたのも楽しかったです(笑)
最後に、今回の東北予選のスタッフの方々、そして参加者の皆様ありがとうございました!本戦でも好成績を残せるように頑張ります!
Twitter:@cesarasec8